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法学部創立50周年記念事業について
 

 

 

 法学部では、2009年に、50周年を迎えます。そのために、下記のような方針のもと、具体的な事業を推進する予定計画を立てています。

                法学部創立50周年記念事業委員会 大石泰彦

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周年記念行事に関する方針、予定される活動等

 法学部では、2009年に学部創立50周年を迎えることを受けて、これを記念する様々な事業を計画しております。法学部では、記念事業計画を作成しまた全体の調整を行うために「法学部50周年記念事業委員会」を発足させました。また、記念事業を進めるにあたっては、教員と学生で構成される組織である法学会、及び、卒業生により運営されている法学部同窓会との連携・協力が欠かせないことから、法学部、法学会、同窓会の3者からなる「法学部創立50周年事業に関する3者連絡会」を設置し、これまですでに数回の会合をもって、具体的な事業案の作成を行っています。同連絡会は、本学部OBである、関英昭教授が代表をつとめています。

 事業計画作成の基本方針は、来る50周年を、「2つのつながり」を形成し強化する機会と位置づける、というものです。「2つのつながり」とは、「横のつながり」すなわち、「学部にかかわる(あるいは、かかわった)現存の人々のネットワークの構築」と、「縦のつながり」すなわち、「学部がこれまで培ってきた遺産・経験の発掘と継承」です。各種の記念イベントが行われる際にも、これらの「つながり」に極力重点をおいた企画と運営がなされるべきことが確認されています。

 記念事業は、2つのグループに大別されます。一つは、法学部50周年記念事業委員会が法学会、同窓会と協力しながら自ら推進する「担当事業」であり、もう一つは、同委員会がある事業を記念事業の一つと認定しつつ、学部内の他の委員会や法学会に、その推進を委ねる、という「認定事業」です。

 

具体的な行事の紹介

1.「担当事業」として計画されているものは、以下の3つです。

(1)法学部創立50周年記念文集の編集と発刊(法学会との共同事業)

 各方面で活躍する本学部出身者をはじめ、本学部ゆかりの人々(元教職員などを含む)に、「青学法学部の思い出」「青学法学部への思い・意見」「貴重な証言」などを綴ってもらい、それを資料写真などとともに一冊の文集に編集して発刊するものです。その意義は、法曹にとどまらない多方面で活動している本学部OB・OGを発掘し、そのような人々との人脈を再構築することによって、今後の法学部の力量の強化につなげていくことにあります。

(2)法学部創立50周年記念パーティーの開催(同窓会との共催)

 2009118日(日)に、青学会館にて、同窓会との共催によるパーティーを実施することを計画しております。(1)の記念文集は、このパーティーの際に配布できるようにすることを目指しています。

(3)法学部創立50周年記念講演会シリーズの開催

 法曹、法学者に限られず、各方面で活躍する方々に、学生へのメッセージを発信していただく講演会を、シリーズとして開催するものです。法学部の卒業生が、法曹だけでなく経済界をはじめとする様々な分野で活動している現状に鑑みれば、多くの分野の、様々な経歴をもつ方々をお招きし、学生へのメッセージを発していただくことは、学生にとって有意義であると同時に、本学部にとっても、これらの方々との関係を維持することを通して無形の財産になると思われます。2008年度は、いわばプレ企画として講演会を順次開催していくこととし、その第1回を、610日に実施しました。

2.「認定事業」として計画されているものには、以下のようなものがあります。

 (1)オックスフォード・リンカーンカレッジとの交流

 英国オックスフォード・リンカーンカレッジと青山学院、また法学部教員とのゆかりを活かして、50周年を機に何らかの交流を開始することを計画しています。

 (2)キャリア支援連続講演会の実施

 学部及び大学院生のキャリア支援を目的に、各界の第一線で活動する人々(OB・OGを含む)を招いて、学生・院生向けの講演会を行うことを考えています。

 (3)その他
 法学部、法学会の各種事業・行事を、50周年記念行事と認定して、連携していきます。